高知発のJR土讃線の特急がシカと2度接触する事故

11月11日早朝、JR土讃線の高知発高松行き上り特急列車「しまんと2号」(2両編成)が、高知県内と徳島県内でシカと2度接触する“事故”があった。乗客約15人にけがはなかったが、多度津―高松間が運休となった。四国の山中で増え続けるシカ被害はこんなところにも…。

JR四国によると、11日午前5時25分ごろ、高知県長岡郡大豊町の大杉―土佐穴内間を走行中、線路付近にシカがいるのに運転士が気付き急ブレーキを踏んだが間に合わず、接触した。列車は現場に停車し、安全点検を行ってから出発したが、約30分後、今度は徳島県三好市の大歩危―小歩危間で再びシカと接触した。

この影響で多度津駅到着が26分遅れたため、多度津―高松間が運休になり、上下線計6本に遅れが出た。

シカなどの生態に詳しい森林総合研究所四国支所(高知市)の奥村栄朗・研究専門員は「全国的にシカは増えており、高知と徳島も捕獲が追い付いていない。これからも接触事故が起こる可能性は高いのでは」と話している。




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