<オスプレイ>佐賀で試験飛行へ 防衛省、騒音への理解狙い

陸上自衛隊新型輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市)への配備計画で、防衛省は、空港周辺で米軍オスプレイのデモフライト(試験飛行)を実施する方針を固めた。日程について米軍と調整している。同省の関係者が明らかにした。

配備に伴って発生する騒音の予測を巡って、同省は昨年4月に空港周辺で陸自の対戦車ヘリコプター「AH1」で試験飛行したが、実際にオスプレイを飛行させるのは初めて。

計画に反対する佐賀県有明海漁協が8月末に県を通じて同省に対し「騒音の程度を把握するために、オスプレイのデモフライトを実施してほしい」と要望していた。

オスプレイの騒音について防衛省は、計画で想定される1日60回の離着陸があった場合に「空港周辺には民家がなく、北に3、4キロ離れた住宅地で『静かな事務所』とほぼ同等の最大50デシベル程度の騒音」としている。騒音を直接聞くデモフライトの実施で、空港周辺の住民の理解が進むと判断したとみられる。

佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は2日の定例会見で「近くで音を感じるのは意義のあること。そういう(試験飛行の)タイミングがあれば、私も行こうと思っている」と話した。




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