高知県日高村の養護学校の給食に卒業生が製造したコロッケ

高知県高岡郡日高村下分の日高養護学校でこのほど、卒業生らが就業する障害者支援施設「こじゃんとはたら来家(こや)さかわ」=佐川町加茂=が製造したコロッケが給食に初めて採用され、全校児童生徒約100人が先輩の作った料理を味わった。関係者は「給食提供で施設利用者の励みになるし、生徒たちも仕事に対して考えることができる」と相乗効果に期待している。

「こじゃんとはたら来家さかわ」は、知的、精神の障害者が収入を得られる施設として2007年に開設された。週に4日間、中心事業のコロッケ製造に当たり、製品は移動販売や量販店の店頭に並んでいる。2015年、学校給食用に必要な冷蔵設備を整備したことから、新たな販売先を模索していた。

施設の利用者27人のうち、日高養護学校の卒業生は17人。渡辺豊年校長が「卒業生が頑張っているところを身近に感じられる」と考え、給食に使うことを決めた。

給食用には約180個のミートコロッケを製造した。コロッケ作業班のリーダー、和田隆良さん(39)も卒業生で「コロッケのリピーターは増えている。母校でもおいしいと言ってほしい」と思いを込め、高等部3年の戸田真奈美さん(17)は「友人が実習に通っているのでどんなコロッケか興味があった。おいしかったので他の種類も食べてみたい」と喜んでいた。

渡辺校長は「今後も学期ごとにコロッケを注文したい。他の学校などでも使ってもらえるようになれば」と話している。




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