高知県立牧野植物園で世界一臭い花が開花 きょうがピーク?

花の大きさ、放つ悪臭ともに世界一とされるショクダイオオコンニャクが7月12日、中四国と関西で初めて高知県立牧野植物園(高知市五台山)で開花した。高さ147センチ、直径85センチの迫力ある姿が来場者を驚かせている。「臭い」のピークは13日まで続きそうだという。

開花したショクダイオオコンニャクは、中央で黄緑色の付属体が長く突き出て、その周囲を、葉が花びら状に変形した赤褐色の「仏炎苞(ほう)」が取り囲む。燭台(しょくだい)に載ったキャンドルのようで、鮮やかな色の対比が異国の雰囲気を醸し出す。

ただ、12日午後6時時点では、付属体から発するはずの臭いは微弱。「世界一」を体感しようと訪れた人たちは「うーん…。分からん」「初めて嗅ぐ臭いや」と首をかしげた。

高知県立牧野植物園によると、付属体は開花後、40度近くまで徐々に熱を帯びていき、それに伴って臭いも強くなるとみられる。12日夜から13日の昼ごろまでがピークになりそうだという。

ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に分布するサトイモ科。花は最大で高さ3メートル超になり、付属体から腐った肉のような悪臭を放つ。

花は開花から2日ほどで閉じるため、高知県立牧野植物園は南園の温室のみ夜間の開園時間を13日も午後9時まで延長する。延長時間内の入園料は500円。問い合わせは高知県立牧野植物園(088・882・2601)へ。

13日の開園後に、雄花などが見えやすよう仏炎苞に観察窓が開けられた。




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