介護報酬を不正請求 京都・亀岡の介護事業所の指定取り消し

京都府は30日、介護報酬67万円を不正請求したとして、株式会社「ネップス」(堺市)が運営する亀岡市の訪問介護事業所「ネップスケアセンター京都」の介護保険サービス指定を取り消すと発表した。府は不正請求分の返還を求める方針だが、ほかにも不適切な事例があり、返還額は約150万円に上る見込み。

府によると、同事業所は2014年10月に府の指定を受け、同じ会社が亀岡市内で運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居者に訪問介護などを行っている。

府が今年1月に行った定期的な実地指導で記録の不備が発覚した。調査の結果、同時刻に同じ職員が複数の利用者にサービス提供を行ったとする記録を約250件確認し、いずれも不正請求と認定した。

このほか、記録上出勤していない職員のサービス提供に基づく請求もあった。府は調査を続け、不正請求額がまとまれば返還を求める。府によると事業所側は「記録の確認を怠っていた」とし、返還に応じる姿勢を示しているという。

指定取り消しは7月31日で、府はサ高住の入居者が別の事業者からサービスを受けられるよう同社に指導する。




http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160630000121