四国食1GP初代王者に高知の「おち担々麺」

高知市で初開催された「四国食1グランプリ(GP)」は6月5日閉幕し、投票の結果、高知県高岡郡越知町の地域おこし協力隊が考案した「おち担々麺」が初代グランプリに輝いた。2日間で約1万2500人(主催者発表)が四国4県のご当地グルメに舌鼓を打った。

JR高知駅南口の「こうち旅広場」に串焼きや麺類、揚げ物、スイーツなど38メニューが並んだ。

おち担々麺を考案したのは倉橋健一さん(49)=越知町越知甲。高知県出身で、30年近く東京のラーメン店に勤めた。

母親の近くで暮らそうと、2015年7月に地域おこし協力隊として帰郷。経歴を知った町の人から「うまいラーメンを食べさせて」と要請が相次ぎ、10月の「コスモスまつり」に合わせてイベント用メニューとして開発した。常設の販売店舗はないものの、担々麺は町内の祭りなどで好評という。

高知市の製麺所に特注した中太麺で、越知町産のサンショウを使用。地元精肉店の協力で、合いびき肉は粗めにこだわっている。イベント会場では大量の水が使えないなど調理の制限が多く、提供スピードも求められるため「汁なし」にした。

今回の入賞に倉橋さんは「ラーメン人生で一番うれしい。応援してくれる町の人や、同級生の愛情が半端じゃなく、越知町みんなで勝ち取ったグランプリです」と感激していた。地域おこし協力隊の任期終了後に越知町内での出店を目指すという。

イベントの実行委員会によると、投票総数は1万4314票。1位のおち担々麺は1128票を獲得し、「しまん豚(とん)」(四万十市、1069票)、「土州焼き」(香南市、775票)が続いた。

岩村大志実行委員長は「四国が一つに連携し、人を呼び込む第一歩になったと思う。情報発信を継続していきたい」と話した。

2017年の第2回は愛媛県で開催予定という。




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