福島県産品で「食育」を! 郡山で全国大会、安全性や品質PR

シンポジウムや体験型イベントで食を学ぶ「第11回食育推進全国大会」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまを主会場に開幕した。県産食材の魅力を伝える特設ブースが数多く出展、県産農水産物の安全性や品質の高さをPRしながら「県産品を使った食育推進」を全国に発信した。農林水産省、県、実行委の主催。

原発事故による放射性物質の食品への影響などで「食育」への関心が本県でも高まる中、食を通じて健康を考えようと本県で初めて開かれた。国や県、企業、団体などが約120のブースを出展した。

初日は、NPO法人OYAKODOふくしま理事の設楽(したら)哲也さん(須賀川市)らが参加したシンポジウムで、パネリストから「農家を憧れの職業にしたい」との声もあり、教育現場で農業体験の機会を増やす必要性を共有した。

県産品の風評払拭(ふっしょく)に向けたブースでは、来場者に対する試食提供などで県産品の安全性をアピールした。

開会式で内堀雅雄知事は「本県の食や魅力に触れ、復興に向けて力強く歩む姿を感じてほしい」とあいさつ。森山裕農相は、4月下旬の先進7カ国(G7)新潟農相会合で、県産品を含む日本産の輸入規制撤廃・緩和を盛り込んだ「新潟宣言」の採択を報告した上で「福島の復興には県産農水産物の需要回復が不可欠」と述べ、国が全面的に支援する考えを改めて示した。

12日の開催時間は午前10時~午後4時30分。「尾木ママ」で知られる教育評論家の尾木直樹さんや俳優の辰巳琢郎さんらが講演するほか、いわき、会津方面を巡るバスツアーが行われる。




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