遠鉄売上高 最高 ストアなど販売堅調 3月期連結

遠州鉄道が20日発表した2016年3月期連結決算は、食品スーパーの遠鉄ストアや自動車のネッツトヨタ浜松など商品販売部門が堅調に推移したことから、売上高は前年比3・0%増の1732億円と2年ぶり増収で過去最高となった。

経常利益はストアの新店開業費や減価償却費などがかさみ、3・2%減の36億1200万円で2年連続減益、純利益は前年にホテル関係の減損処理があったため、94・2%増の13億2900万円で2年ぶりの増益だった。

事業別売上高は、商品販売が3・5%増の1233億2900万円。ストアは豊川出店やドラッグストア3店の開店効果で8・4%増の563億円と過去最高。ネッツは新規顧客獲得などで5・0%増の204億円。百貨店は衣料などの厳しい状況が続いたが、化粧品や靴コーナー改装でてこ入れを図り、0・7%減の352億円と前年並みを確保した。

鉄道、バス、タクシーなどの運輸は1・4%増の158億3800万円。訪日旅行客増加で貸し切りバスが好調だった。旅行、ホテルなどレジャーサービスは2・0%減の101億500万円、不動産は6・5%減の115億8300万円。介護や保険代理業、自動車運転教習など「その他事業」は15・5%増の123億4300万円と伸長した。

17年3月期は売上高1814億円、経常利益39億円、純利益21億円と増収増益を見込む。鉄道高架設備の耐震化、ホテル客室リフォーム、バス車両更新など130億円規模の設備投資を計画する。




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