シリア難民の留学受け入れ=中東安定化で安倍首相表明

安倍晋三首相は20日午前、首相官邸で開かれた「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」の初会合で、内戦が続くシリアの難民や国内にとどまっている避難民について、留学生として150人を受け入れる方針を表明した。

26日から始まる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立ち、日本の貢献をアピールする狙いがある。

過激派組織「イスラム国」(IS)による混乱が長期化するシリアをめぐっては、欧州に押し寄せる難民の受け入れが国際的な課題となっている。日本は難民の認定数が圧倒的に少ないが、シリア復興を担う人材を育成するため、国際協力機構(JICA)の技術協力制度などを活用し、早ければ2017年から5年間で受け入れる予定。

中東地域全体の安定化策としては、16年から3年間で、総額約60億ドル(6600億円)の支援を行うことを決定。ヨルダンなどシリア難民を受け入れている周辺国支援や産業振興などに充てる。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000041-jij-pol