脱退妨害で神戸山口組に中止命令 兵庫で初

指定暴力団神戸山口組系傘下組織からの組員脱退を親族を通じて妨害したとして、小野署は17日、小野市の同組系組員(45)に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。兵庫県警による神戸山口組系組員への命令は初めて。

神戸山口組は昨年8月に指定暴力団山口組から分裂し、暴対法の規制対象から外れたが、県公安委員会が今年4月15日に指定暴力団と公示したことで、用心棒代の要求や脱退妨害などを禁じる中止命令ができるようになった。

県警暴力団対策課によると、小野市の組員は4月21日、同市内で男子高校生に対し、組を脱退しようとした父親の居場所を教えるよう強要し、脱退を妨害したとしている。

組員はこの際に「(父親に)連絡させろ」と脅したとして今月9日、脅迫容疑で加東署に逮捕された。この日、起訴猶予処分となって釈放された後、小野署が中止命令を出した。組員が再び同様の脱退妨害をした場合には、逮捕できるという。




http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201605/0009093961.shtml