「龍馬の遺品」の刀、暗殺時の実物と判明 京都国立博

幕末の志士、坂本龍馬(1836〜67)の遺品と伝わる京都国立博物館(京都市東山区)所蔵の刀が、京都・近江屋で龍馬が暗殺された際に携えていた愛刀「陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)」の実物と判明した。同館が発表した。

刀は龍馬の子孫が1931年に同館に寄贈したが、刀身の反りが小さく、刃文(はもん)も「吉行」の作風と異なることなどから懐疑的な見方もあった。しかし昨年、寄贈時に書かれた書類が高知県立坂本龍馬記念館の調査で見つかり、1913年に北海道釧路市の子孫方で火災に遭った際に変形し、研ぎ直された経緯が判明。暗殺時の刀傷が残ったはずの鞘(さや)は火災で焼けたという。

さらに京都国立博物館が、研ぎ直しで見えにくくなっていた刃文を最新機器で確認。同館の宮川禎一・学芸部上席研究員は「記録と科学調査から実物とみて間違いない」と話した。

刀は同館(10月15日〜11月27日)や東京都の江戸東京博物館(来年4月29日〜6月18日)など全国4カ所を巡る特別展で展示される。




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