「子どもに効果」事例紹介 静岡県発祥ファシリティドッグ

静岡県立こども病院(静岡市葵区)で活動するファシリティドッグ「ヨギ」(ゴールデンレトリバー、雄、4歳)と前任の「ベイリー」(同、同、8歳)、それぞれのハンドラー(指導者)らがこのほど、県庁を訪れ、川勝平太知事に“本県発祥”の取り組みとして活動を報告した。

ファシリティドッグは、病院に常駐し、病気療養中の子どもやその家族に寄り添い安らぎを与える犬。2010年にNPO法人「シャイン・オン!キッズ」(東京都)が日本で初めて同病院にベイリーを派遣し、事業をスタートさせた。12年7月に神奈川県立こども医療センターに活動拠点を移したベイリーの後を、ヨギが引き継いでいる。

ベイリーのハンドラーの森田優子さん(34)は、採血を嫌がっていた子がベイリーをなでると落ち着いて採血ができるようになった-などの事例を紹介し、「理解が広がり、入れる病棟が増えていった」と県立こども病院で活動を始めた当時を振り返った。昨秋からヨギのハンドラーになった鈴木恵子さん(52)は「ヨギを通して子どもたちの輪が広がっている」と日々の様子を語った。

川勝知事は「子どもたちにとっては最高の友達。静岡での成功事例を広めていく使命がある」と話した。




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