地域猫でまちづくり 松山で獣医師(横浜)講演

飼い主がいない猫を地域住民が世話する「地域猫」活動を推進するセミナーが27日、愛媛県松山市山越町の県男女共同参画センターであった。約20年実践してきた横浜市神奈川福祉保健センターの獣医師黒沢泰さん(59)が「猫の苦情処理として始めたが、まちづくりにつながった。住環境の問題、人間の問題として考えることが大切」と訴えた。

認定NPO法人えひめイヌ・ネコの会が毎年開催し6回目。この日は行政関係者対象で、県、市町の担当者約30人が参加した。

黒沢さんは活動実現の条件として、住民の認知・理解を得る▽不妊去勢手術を徹底し数を増やさない▽えさの場所や時間を決める▽周辺美化につなげる―と紹介。「猫嫌いや無関心な人とも粘り強く話し合い、猫と共存して環境を守る活動と理解してもらう必要がある」と指摘した。

28日午後1時半から松山市三番町6丁目のコムズで一般向けセミナーも開催。黒沢さんのほか、東京のNPOねこだすけの工藤久美子代表が取り組みを紹介する。




http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160228/news20160228605.html