山口組、ナンバー2~4不在に 権力に“空白”も

指定暴力団山口組の統括委員長、橋本弘文容疑者(69)の逮捕で、同組ナンバー2~4に当たる最高幹部3人がそろって収監されたり、逮捕されたりする事態となった。

山口組は昨年8月下旬に分裂し、離脱派が神戸山口組を結成。両組織の勢力争いは今も続く。同容疑者ら3人が同時に不在となるのは一時的な可能性はあるものの、権力に“空白”が生じるともいえ、兵庫県警などは不測の事態に備え動向を注視している。

ナンバー2の高山清司若頭(68)は恐喝罪で懲役6年の有罪判決を受け収監中。今年1月には、兵庫県警が乗用車購入に絡む詐欺容疑でナンバー4に当たる大原宏延本部長(69)を逮捕した。別の詐欺容疑でも2月16日に再逮捕し、19日時点も勾留が続いている。

橋本容疑者は山口組執行部の中心として組織の引き締めを図る立場だが、大阪府警によると昨年12月、神戸市内で先代の山口組組長の墓参りに参加後、組織を離脱する意向を示し、周囲の説得で思いとどまったともいわれている。




http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201602/0008820260.shtml