凍土壁「関心ない」…規制委長、浄化し放出主張

原子力規制委員会の田中俊一委員長は13日、東京電力が福島第一原子力発電所で汚染水対策の柱の一つとして進めてきた「凍土壁」計画について、「あまり関心はない。(完成しても)水の問題は解決しない」と述べ、改めて汚染水は浄化処理して海に放出すべきだとの考えを示した。

同原発の廃炉作業を視察した後に、報道陣の取材に答えた。

凍土壁は、原子炉建屋に流れ込んで汚染水の発生源となっている地下水を防ぐため、建屋の周囲の地中に作る氷の壁。今月9日には凍土壁を作るための配管などの設置工事が完了した。凍結開始には規制委の認可が必要で、15日に開かれる規制委の有識者会合で認可について話し合われる。

田中委員長は「汚染水を浄化処理して海に捨てるという持続性のある形を作らないと廃炉は進まない」と述べた。




http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20160213-567-OYT1T50099.html