ヨウ素剤回収進まず いわき市、期限切れ「副作用の懸念も」

東京電力福島第1原発事故後、甲状腺被ばくを抑える「安定ヨウ素剤」を市民に事前配布しているいわき市で、3年間の使用期限を過ぎたヨウ素剤の回収率が約14.2%にとどまっていることが5日、分かった。市は「服用すると、副作用が懸念される」とし、回収への協力を呼び掛けている。

市は原発事故直後の2011(平成23)年3月、備蓄していたヨウ素剤計25万7700錠を40歳未満の全市民に配った。同12月の期限切れに伴い、新しいヨウ素剤計23万8704錠を配布。昨年1月に再び更新時期となり、40歳以上の希望者を含む市民に計24万1617錠(使用期限17年11月)を配布した。

市は返信用封筒で古いヨウ素剤の返送を求めたが、期限切れ計49万6404錠のうち、回収できたのは1回目が2万8701錠、2回目が4万2062錠。市によると、回収できない理由の多くは「紛失」で、「誤飲」もごく少数あった。




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