A肝・B肝ワクチンの出荷再開 厚労省が化血研に通知 供給不足の恐れ

厚生労働省は29日、承認書と異なる製造実態があった化学及血清療法研究所(熊本市)の「A型肝炎ワクチン」「B型肝炎ワクチン」について、出荷自粛要請を解除した。品質や安全性に問題がないことを確認し、供給不足を避けるべきだとの専門家の意見を受けて決定した。早ければ週明けに医療機関に納入される見通し。

厚労省によると、A型肝炎ワクチンを製造している国内メーカーは化血研のみで、出荷自粛後、一部の医療機関から「手に入りにくい」との声が出ていた。

B型肝炎ワクチンは化血研と他の1社が製造しているが、化血研が約8割のシェアを占めている。厚労省はもう1社に出荷の前倒しを依頼していたが、あと数カ月で不足する懸念が出ていた。

厚労省は8日、医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき、化血研に110日間の業務停止命令を出しているが、ワクチンについては患者に与える影響が大きいとして対象商品から除いていた。このため、出荷自粛の解除により、製造も可能となる。




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