池田町長辞職「自業自得の所業」 酒気帯び運転

酒気帯び運転の疑いで松本署の任意の取り調べを受けた池田町の勝山隆之町長(69)が二十八日、辞職した。全会一致で辞職に同意した町議会臨時会で、勝山町長は「私自身の失態で町議員や町民、町職員に大変な迷惑をかけ、断腸の思い。自業自得の所業で心よりおわび申し上げる」と謝罪した。公選法の規定により三月下旬までに町長選が行われる見通しだ。

勝山町長は臨時会に先立ち、町議会全員協議会に出席。二十六日午前の記者会見では進退に言及せず、同日夕の町職員への説明で早期に辞職する意向を示したことを議員側から問われ、「報道などで町役場に迷惑を掛けていると考え、早期の決断が最善だと判断した」などと説明した。

退職金は一千万円を超えるとみられ、「退職金は辞退するべきだ」との指摘には「そこまで判断する状況にない」と述べ、辞退するかどうかの明言を避けた。

その後の記者会見では「早期の辞職が町政正常化の早道と考え、辞職を決断した。申し訳ございませんでした」と頭を下げた。町長選に対しては「出馬する心情にない」として立候補しないことを明らかにした。

新しい町長が決まるまでは中山彰博総務課長が職務代理者を務める。那須博天(ひろたか)町議長は「町政に滞りが生じないように、議会としても協力していきたい」と語った。

公選法の規定により、町選管は、町議長から町長辞職の通知を受けた日の翌日から五十日以内に町長選を実施する。町選管は、準備などもあって早期の実施は難しいとしているため、投票日は三月中・下旬が想定される。




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