寒波はねのけ寒中水行 高野山は今季最低のマイナス9・1度

全国的に強い冬型の気圧配置となった24日、和歌山県内各地でも氷点下になるなど厳しい冷え込みとなった。今季最低のマイナス9・1度を観測した高野町高野山では、恒例の寒中水行も行われ、ダウンジャケットなどに身を包んだ観光客らがカメラのシャッターを切るなどしていた。

和歌山地方気象台によると、上空に強い寒気が流れ込んだ24日午前、高野町でマイナス9・1度を記録したほか、和歌山市でも氷点下となり今季最低気温を観測した。風も強まり、同市の友ケ島では午前7時に最大瞬間風速20・8メートルを観測した。

同町観光協会によると、朝から積雪量や除雪状態などの問い合わせが約10件相次いだそうで、気温は昼を過ぎても0度を上回ることはなかったという。

一方、同町高野山の奥之院を流れる玉川水行場ではこの日、奈良県川上村にある高野山真言宗の寺「宝寿院」の信者らが冷水に入り、寒中水行を行った。

21歳から75歳までの男女計9人が白い行衣姿で水に入り、アマチュアカメラマンが見守る中、約10分間にわたり、数珠を手にして般若心経を唱え続けた。

寒さにふるえながら取材に応じた辻田真海副住職は「いつもより非常に冷たい水でした。今年はしっかりと修行しなさいということでしょうね」とした上で、「世界の人々が安心して暮らせるように祈りました」と話していた。

同気象台によると、25日は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、北部を中心に雪が降り、雷を伴うところがあり、南部の海上ではしけるとみている。




http://www.sankei.com/west/news/160125/wst1601250014-n1.html