北朝鮮、「不純分子」数千人を地方に追放

今年5月に予定されている朝鮮労働党第7次大会を前に、北朝鮮当局が「平壌市浄化作業」を開始したことが分かった。問題を起こす恐れのある「不純分子」を地方に追放し、平壌市民の成分を忠誠勢力で固めるためとみられる。

北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋は15日「党大会を前に、朝鮮労働党、国家保衛部、保安部などが合同で、平壌市で不純勢力の摘発と追放の作業を行っている」「金正日(キム・ジョンイル)総書記の4周忌となった昨年12月17日からの哀悼期間が終わると同時に作業が始まり、今後も2月まで続けられそうだ」などと明らかにした。この消息筋はさらに「追放された人数は数千人規模で、そのうち第1次の数十人は昨年12月末に咸鏡北道の瑞川市や徳城郡などに送られた」と説明した。

今回追放となったのは北朝鮮の主な記念日などに金日成(キム・イルソン)・金正日親子の銅像に花束を供えなかったり、参拝を行わなかったりしたため忠誠心が足りないとされた市民、脱北者の家族、工場などに複数回無断欠勤した労働者、市場で違法な商取引を行った商売人、清掃を行わず支援物資を提供しない市民、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が権力を握った際、特別赦免を受けながら再び罪を犯した犯罪者などだという。

北朝鮮はこれまで平壌管理法を制定し、平壌市と地方を徹底して分離することで平壌市の人口を管理してきた。




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