脳脊髄液減少症、9割にブラッドパッチが効果

脳脊髄液が漏れる「脳脊髄液減少症」の治療として行われているブラッドパッチ(自家血硬膜外注入)について、9割の患者に治療効果があったとの調査結果を厚生労働省の研究班がまとめた。

この治療には保険が適用されていないが、研究代表者の嘉山孝正・日本脳神経外科学会理事長は「保険適用を国に働きかけており、後押しする結果だ」と話している。

脳脊髄液減少症のほとんどに頭痛がみられ、めまい、だるさなどを引き起こす。患者が症状を訴えても、診断や治療法について医学会の意見が長らくまとまらず、交通事故や労災などで訴訟が相次いだ。自らの血液を脳脊髄液が漏れる部分に注入すると、血液が凝固して患部をふさぐブラッドパッチという治療法で改善する患者が多いことが分かり、2011年になって同学会など8学会が合同で診療指針を発表した。




http://www.yomiuri.co.jp/science/20151228-OYT1T50132.html?from=ytop_ylist