学校給食への異物混入問題が表面化していた神戸市の徳島屋、民事再生法を申請

神戸市の中学校給食で異物混入が問題となっていた給食・弁当などの調理・配送受託業者(有)徳島屋(TDB企業コード:530042060、資本金1400万円、兵庫県神戸市兵庫区出在家町2-6-23、代表大西雅子氏、従業員80名)は、12月28日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けた。

申請代理人は中西敏彰弁護士(大阪府大阪市中央区北浜1-8-16、北浜法律事務所・外国法共同事業、電話06-6202-1088)ほか4名。なお、監督委員には中川勘太弁護士(兵庫県神戸市中央区多聞通2-1-7、多聞法律事務所、電話078-341-3460)が選任されている。

当社は、1951年(昭和26年)1月創業、99年(平成11年)9月に法人改組された給食弁当製造販売業者。神戸市などの官公庁や近隣の大手メーカーやグループ会社、下請業者などを中心に給食弁当「日替わりオフィス弁当」(500円税別)を供給するほか、企業の社員食堂や寮の食堂運営(その後分離)も手がけ、2000年7月期には年売上高約14億5000万円を計上。しかし、その後はコンビニエンスストアや弁当販売チェーンの出店攻勢、路面販売などの影響により売り上げは徐々に落ち込み、2013年7月期の年売上高は約9億3000万円に減少していた。

近年は、弁当品質の向上などから販売点数は増加に転じ、さらに2014年11月から参入した神戸市の中学校給食の供給受託で売り上げは伸び、2015年7月期は年売上高約13億円にまで回復していた。

こうしたなか、新規事業の中学校給食において2015年10月、給食への異物混入問題が表面化。神戸市教育委員会から調理場の衛生状況などについて指導を受けていたが、改善が認められなかったとして10月21日付で契約を解除された。このため、中学校給食事業に伴う設備投資負担が重く、人員削減や資産売却などのリストラを実施するも奏功せず、今回の措置となった。

負債は約7億3000万円。

なお、2016年1月6日午後2時30分より三宮研修センター(神戸市中央区)において債権者説明会を開催する予定。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151229-00010000-teikokudb-ind