化血研、過去最長110日間の業務停止へ

製薬メーカーの化血研が長年にわたって国の承認とは異なる方法で血液製剤やワクチンを製造していた問題で、厚生労働省が化血研への業務停止命令の期間を過去最長の110日間とする方針を固めたことがわかりました。

この問題は、熊本市にある化血研が、40年前から国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、さらに隠蔽するため、虚偽の製造記録を作成していたものです。

厚労省は、年明けにも化血研に対し、医薬品医療機器法に基づき業務停止命令を出す方針ですが、業務停止の期間について、過去最長の110日間とする方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。製薬企業への業務停止命令でこれまでで最も長かったのは、抗がん剤との併用で死者が相次いだ抗ウイルス剤「ソリブジン」の問題で、1994年に当時の日本商事が受けた105日間です。

厚労省は化血研が長期間にわたり組織的な隠蔽を行うなど制度の根幹を揺るがす悪質な行為だとして、過去最長の停止処分とすることが適当と判断しました。この期間、化血研は医薬品の製造や出荷などができなくなります。ただ、他の会社で代替できない血液製剤やワクチンについては、対象から除外することにしています。




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