一部試料で震災前超える 静岡県・環境放射線調査

静岡県は28日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺などで定期的に実施している環境放射能調査の結果を公表した。12月までに測定結果をまとめた採取試料5種のうち、3種で測定した放射性セシウムの最大値が東日本大震災前の変動幅を上回った。県原子力安全対策課は、東京電力福島第1原発事故の影響とみるが、「いずれも健康への影響を心配するレベルではない」としている。

検出された放射性セシウムの最大値は、浮遊塵(じん)1立方メートル当たり0・014ミリベクレル(震災前は検出されず)、ミカン1キロ当たり0・049ベクレル(震災前の最大値0・019ベクレル)、海水1リットル当たり4・3ミリベクレル(同4・1ミリベクレル)だった。降下物と海底土は震災前の変動幅の範囲内だった。

9月から12月までの積算線量で同原発から10キロ圏内57地点の結果も公表し、すべての地点で震災前の変動幅の範囲内だった。




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