「帰還困難区域」「居住制限区域」境界付近、早急に除染を

富岡町除染検証委員会(委員長・河津賢澄福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任教授)は22日、郡山市の同町郡山事務所で、国が除染の方針を示していない町内の帰還困難区域について、居住制限区域との境界付近の一定区域を早急に除染し、生活圏の空間線量率低減を図ることを求める中間報告書を宮本皓一町長に提出した。宮本町長は25日、丸川珠代環境相と面会し、同中間報告を踏まえて、帰還困難区域の本格除染や除染の徹底などの要望を盛り込んだ町の要望書を提出する予定。

中間報告では、町内の除染は帰還困難区域と居住制限区域の境界付近の道路際で止まっている現状を示し居住制限区域側の町民が、帰還困難区域が除染されないことに不安を持っている点を指摘。町が両区域の境界付近で独自に行った空間線量率調査、国などの実証実験の結果などを基に、両区域の境界から帰還困難区域側に約20メートルの範囲で除染することで、居住制限区域への線量の影響が低減される見通しを示した。

町民の不安解消に向け、放射線や除染の情報を発信する組織、施設の整備、専門知識のある相談員の配置なども提言した。




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