ゆうちょ銀行、組員口座5年見過ごし 三重県警捜査中に解約

指定暴力団山口組系組員が本人名義で開設した貯金口座を、ゆうちょ銀行が暴力団排除条項を導入後、5年以上気付かずに見過ごしていたことが21日、捜査関係者などへの取材で分かった。口座は三重県警が犯罪収益移転防止法違反容疑で捜査中の今年6月ごろ、解約された。

捜査関係者によると、この組員は本人名義の貯金口座を平成19年1月に愛知県小牧市内で開設。預け入れや引き出しが約10回あり、1回につき数万~100万円の出し入れがあった。

今年11月、三重県警はこの口座のキャッシュカードを組幹部に譲り渡したとして犯罪収益移転防止法違反の疑いで組員を逮捕。津地検はその後、不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

ゆうちょ銀行は暴力団排除条項を規定に導入、導入以前の口座も、収集した情報や全銀協のデータベースで点検、判明すれば取引をしないとしている。




http://www.sankei.com/west/news/151222/wst1512220023-n1.html