どうぶつ基金 野良猫137匹不妊手術 「一代の命見守って」

公益財団法人どうぶつ基金が11月30日から12月2日まで、名護市の21世紀の森公園にすみ着く野良猫137匹の不妊手術を無料で実施した。同基金による猫の不妊手術は県内で3回目で、同公園の猫の不妊手術は初めて。

どうぶつ基金は、日本各地で自治体や病院などと連携し、無料で猫の不妊治療を実施している。今回は野良猫の苦情などを受けていた名護市が同基金に要請し、市が場所を提供した。獣医師3人とスタッフ3人が施術に当たったほか、地元のボランティア「琉球わんにゃんゆいまーる」のメンバーも猫の捕獲や施術の作業を協力した。

1日には、約50匹の猫が市労働福祉センターの部屋に集められた。最初に麻酔を打ち、感染症予防のワクチンやノミ駆除なども行った後で不妊手術を実施した。手術は1匹約5分で終了した。施術が終わった猫の印として、耳に切り込みが入れられた。

施術に先立ち、基金のスタッフやボランティアメンバーが公園内で猫の生息状況を確認。猫の餌やりをしている人に声掛けなどをした。

同基金の佐上邦久理事長は「野良猫の盛り声やふん尿の苦情が多いが、不妊手術をすることでほとんどが抑えられる。公園で耳に切れ込みが入った猫を見つけたら、一代限りの命であるということを分かって大事にしてほしい」と話した。




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