野坂さん「戦前が迫っている」 / 死の直前まで警告続ける

小説「火垂るの墓」などで知られ、「焼け跡闇市派」を自称していた作家で元参院議員の野坂昭如(のさか・あきゆき)さんが亡くなる直前の9日午後4時ごろ、担当する雑誌連載の最後の原稿を新潮社に送っていたことが10日、分かった。末尾の一文は「この国に、戦前がひたひたと迫っていることは確かだろう」。体の自由が利かない中、戦争体験者として最後まで日本人に警告を発し続けた。

連載は、雑誌「新潮45」(2016年1月号、18日発売)の「だまし庵日記」。約12年間続いた連載は、この106回目が最後となった。




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