浜松市職員236万円横領 「パチンコで借金」懲戒免職

浜松市は9日、天竜区役所熊ふれあいセンターの所長(48)が、熊地区自治会連合会などの預金口座から計約236万円を引き出して横領したとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。市は刑事告発について「関係する団体の意向を踏まえて検討する」としている。

市によると、所長は今年4月から9月までの間に、会計事務を担当している同自治会連合会や熊地区社会福祉協議会など4団体の口座から35回にわたって計約217万円を引き出した。中区役所富塚協働センター所長だった2013、14年度にも、富塚地区成人式実行委員会の預金計約19万円を横領した。

熊ふれあいセンターの別の職員が9月25日に通帳を点検した際、不自然な出金があるのに気付き、市が調査を進めていた。富塚地区のケースでは、領収書を改ざんし、監事の印鑑を偽造するなどして会計書類をそろえていたため、異動に伴う引き継ぎ時にも見抜けなかったという。市の調査に対し、所長は横領を認め、12月8日までに全額を返済した。着服した金は「パチンコで膨らんだ借金の返済に充てた」と話したという。市は指導監督の責任で中区長ら幹部5人を減給10分の1(1カ月)、課長補佐2人を戒告の処分にした。

不祥事による同市職員の懲戒免職は本年度3件目。会見した長田繁喜総務部長は「信頼を大きく損ねたことを深くおわびする」と陳謝。鈴木康友市長は「職員の綱紀の確保徹底に努力する」とのコメントを出した。




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