シートベルト非着用で運転者死亡率約40倍に 県警調べ

今年十月末までに県内で起きた自動車による交通死亡事故を県警が分析したところ、シートベルトを着用していた運転者に比べ、着用していなかった運転者の死亡率が約四十倍に上ることが分かった。県内のシートベルト着用率は全国平均に比べて低いこともあり、県警は確実な着用を呼びかけている。

県警によると、十月末までに県内で車を運転中に死亡した人は、一般道で二十六人。このうちシートベルト着用者は十三人、非着用者も十三人の同数だった。一般道での着用率(97・5%)や県内の運転免許証所持者数などを分析した結果、着用者に比べ、非着用者が死亡する危険性は三十九倍高いとの結果になった。

高速道路での運転者の死者は五人。うち着用者は三人、非着用者は二人だった。高速道路での着用率は98・2%であることから、非着用者の死亡率は着用者に比べ三六・四倍高いと算出された。

県内の今年の一般道での運転者のシートベルト着用率は、全国平均の98・4%に比べ0・9ポイント低く、県内の昨年の98・0%に比べても0・5ポイント低下している。交通事故死者数は七日時点で前年同期比十八人増の百九十七人で、十三年連続の全国ワーストが避けられない情勢だ。

県警の担当者は「一人一人が交通安全への意識を高める一歩として、着用を心掛けてほしい」と訴えている。




http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151209/CK2015120902000051.html