「年間被ばく」上限下回る 福島第1原発の廃炉作業員

福島市で8日に開かれた県廃炉安全監視協議会では、労働者安全衛生対策部会も開かれ、東京電力は昨年度、福島第1原発で廃炉作業などに従事した作業員ら2万730人全員が、年間累積被ばく線量の限度の50ミリシーベルト以下だったと報告した。

東電によると、最も被ばくしたのは協力企業の従事者で年間39.85ミリシーベルトだった。東電の一部社員には、故障した原子炉施設の維持などに当たる際の緊急時の被ばく限度、年間100ミリシーベルトが適用されているが、全ての東電社員を対象にしても累積被ばく線量の最高値は同29.5ミリシーベルトだった。

構内の表土をモルタルなどで覆い、放射性物質の飛散を防ぐ「フェーシング」や除染が進んだことで、作業員らの被ばく線量の低減が図られたとみられる。




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