肺炎「重い病気」認識薄く 静岡県内、全国4番目に低く

製薬企業ファイザーが、高齢者の肺炎に対する意識や予防策をアンケートで調べたところ、本県の回答者で肺炎を「死につながる重い病気」と考えているのは40・7%で、全国で4番目に低いことが8日までに分かった。肺炎はがん、心臓病に次いで日本人の死因第3位。同社の担当者は「予防意識を高めることが重要」と話し、昨年から公費助成が始まった肺炎球菌ワクチンの接種を呼び掛けている。

7~8月、全国の、主に65歳以上の高齢者7050人を対象にインターネット調査を実施し、本県は150人が回答した。

肺炎へのイメージを問う質問で、本県は重篤な病気との印象を持つ人が少ない一方、「入院して治療をすれば治る病気」との回答率が39・3%で、全国で4番目に高かった。「自分が肺炎にかかる可能性はあると思うか」との質問への「思う」の回答率も58・0%と全国で7番目に低く、肺炎を深刻で身近な病気だと考えない傾向が他地域より強くうかがえた。

同社の担当者は「一度、肺炎にかかると体が弱り、ほかの病気にもかかりやすくなる」と、予防の重要性を指摘する。

高齢者の肺炎の原因は肺炎球菌が最も多い。昨年10月から肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まり、当該年度に65歳から100歳までの5の倍数の年齢になる人などが受けられる。県保険医協会によると、自己負担額は市町によって異なり、県内は無料~5228円。




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