「身の危険感じる」と議会欠席 中島町議を除名処分、湯河原町議会

正当な理由なく欠席を続け、議員の責務を果たしていないとして、湯河原町議会は12月定例会最終日の7日、中島寛町議(66)=無所属=を除名処分とした。県市町村課によると、県内議会での除名処分は近年では2002年に横浜市会であったのみという。

地方自治法では、除名処分は議員の3分の2以上が出席し、出席議員の4分の3以上の賛成により成立する。この日は定数14(欠員1)のところ中島町議を除く12議員が出席。全員が除名処分に賛成し、中島町議は同日付で失職した。

中島町議は今年の9月定例会開会日に「身の危険を感じる」ことを理由に、16年3月までの町議会の全会議を欠席するとした欠席届を町議会事務局に提出した。町議会が会期中、出席などを求めたが応じず、弁明の権利も放棄。町議会から1日間の出席停止の懲罰を科された。

その後も出席を求めるなどしていたが応じなかったため、9月定例会に続き12月定例会でも懲罰特別委員会を設置した。

同委の審査報告書によると、9月定例会で欠席理由が正当でないと認定され、懲罰を科されてからも中島町議が欠席届の有効性を主張し会議を欠席、改善も期待されないことなどから除名処分にしたとしている。

中島町議は07年に初当選し3期務めた。11年には同町長選にも出馬したが敗れた。神奈川新聞社の取材に対して、「3カ月の欠席で除名とは、処罰の程度としておかしい」と話している。




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