トイプードル、茨城県警の警察犬に 殺処分寸前で保護

来年の茨城県警の嘱託警察犬に挑戦していたトイプードルのアンズ(メス、2歳)が合格した。県警が小型犬を嘱託警察犬にするのは初めて。1年間、遺留品や行方不明者の捜索に加わる。

嘱託警察犬は、日本警察犬協会が警察犬に適すると指定した大型7犬種から選ばれていたが、体の大きさにとらわれず優秀な犬を選ぼうと、県警は今年の審査会から全犬種の参加を認めた。10月末の審査会に小型犬は3頭が出場し、アンズだけが合格した。

アンズは生まれて間もない2013年8月、飼育放棄された。殺処分されそうになったが、県動物愛護推進員の鈴木博房さん(65)=東海村=が引き取った。

アンズは自宅で警察犬の訓練をする4頭のシェパードと仲良くなり、ともに訓練を重ねた。大型犬と比べて体力は劣るが、体高が低く歩幅が小さいため、シェパードが見落としがちな小銭やコンタクトレンズを見つけられる強みがある。

鈴木さんは「真っ先に訓練をしたがるほど仕事好きなので警察犬に向いていると思う。物おじしない性格と小型犬の特徴をいかし、きっと活躍してくれる」と期待している。




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