新聞受け取る愛犬ダービー

長崎市立山5丁目の村上寅雄さん(76)、幸子さん(68)夫婦の愛犬ダービーは毎朝、新聞を配達員から口で受け取るのが日課だ。

2日午前5時20分、住宅街に新聞配達のバイク音が響く。ダービーは音に反応し寝室を飛び出し、玄関先に急ぐ。「おはよう!」。配達員が新聞を差し出すと口でくわえ、リビングの幸子さんに届けた。「ありがとう」。頭をなでると、うれしそうにしっぽを振った。

ラブラドルレトリバーのオス6歳。6年前、寅雄さんの退職と幸子さんの還暦のお祝いに、息子3人がプレゼントした。村上さん夫婦と次男がバイクを使っていることもあり、ダービーはバイク音が聞こえるたびに玄関先へ出向くようになった。

毎朝、配達員が新聞を届ける様子を見に来ていたダービー。3年前、幸子さんは配達員に声をかけた。「大丈夫ですよ。くわえさせてください」。以来、日課となった。

「ダービーは大切な家族。私たちのところまで新聞を運んでくれる姿を見ると自然と笑顔になれて一日頑張ろうと思える」と幸子さん。ダービーは、きょうも新聞を運び、村上家に朝を告げる。




http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/12/05092412046352.shtml