ミニ保険 急拡大 同性カップル生保/葬儀費/がん再発備え

同性カップル向けの生命保険や葬儀費用を工面できる少額の死亡保険など、ユニークな少額短期保険(ミニ保険)が急拡大している。数百円から気軽に加入できるのが魅力で、二〇一五年三月期の収入保険料は六百四十億円となり、五年前の一・五倍を超えた。

ミニ保険は二〇〇六年の保険業法改正で解禁された。通常の保険会社は免許制で、設立には最低でも十億円の資本金が必要だが、ミニ保険を扱う保険会社は登録制で資本金一千万円から設立できる。八十社以上が参入した。

アスモ少額短期保険(東京)は十月、生命保険で同性カップルへの対応を始めた。渋谷区や世田谷区が同性カップルであることを認める証明書があれば、同性のパートナーを死亡保険金の受取人に指定できるようになった。

アスモはペットの飼い主が入るミニ保険でも注目されている。自分が亡くなった後にペットの面倒をみる身内に最高三百万円が支払われる仕組みだ。

ぜんち共済(東京)は一般的な保険に加入しにくい障害者のための医療や死亡保険を販売している。テラ少額短期保険(東京)は通常の保険に加入が難しいがんを経験した人向けに再発に備える保険を十一月に発売した。

葬儀費用に使える少額の死亡保険も人気だ。SBIいきいき少額短期保険(東京)の商品は六十~六十四歳の女性であれば月々八百十円で死亡時に百万円が支払われる。医療保険なども含め六月に契約が四万件を超えた。




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