コカ・コーラのXマスCM、「人種差別」とメキシコ先住民から非難

メキシコの先住民地域に白人の若者たちがクリスマスツリーを設置する米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)のコマーシャルは人種差別的だとして、先住民団体などが2日、同社に制裁を科すようメキシコ政府当局に求めた。

このCMは、若者たちが車でメキシコ南部オアハカ(Oaxaca)州のトトンテペク(Totontepec)村を訪れ、クーラーボックスに入れて運び込んだコカ・コーラのボトルと赤いふたでクリスマスツリーを作るというもの。「さあ、団結しよう」というキャッチコピーを掲げている。

しかし、先住民族ミヘ(Mixe)の権利保護団体の代表は、「この種の広告は差別的待遇や人種差別を助長する行為だ」「先住民地域になじみのない消費文化の押し付けにより、社会不和を助長する」と非難した。

先住民団体や人権団体は、問題のCMが「先住民を文化的・人種的に劣ったものとみなす固定観念」を強めるとして、メキシコ政府の国家差別予防委員会(National Council to Prevent Discrimination)に措置を講じるよう要求した。

これに対しコカ・コーラは、声明で「コミュニティー間の団結と喜び」を表現したかったと釈明。「メッセージが誤解されたことは非常に残念だ。私たちの意図は、批判とは正反対のものだった」と述べた。

問題のCMは、批判が表面化した1日夜に同社のソーシャルメディア・アカウントから削除された。




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