ビールに柿ピー 遠藤大臣「少額領収書」でセコすぎる支出

新国立競技場の建設費用1581億円のうち、東京都に395億円を負担するよう要請した遠藤利明五輪相(65)。税金なんだから、透明性をもって、無駄なく使ってほしいが、遠藤大臣の政治資金の使い方を見ていると心配になってくる。

本紙は遠藤大臣の資金管理団体「新風会」の1件1万円以下の支出に関わる「少額領収書」(2011~13年)の写しを入手した。これを精査したら怪しい支出が続々だった。特に目立つのは、1万円超の飲食代を“分割”したように見える領収書だ。

例えば、東京・港区の中華料理店「頤和園」と印字された領収書は2枚あり、共に同じ筆跡で「会食代」とただし書きされ、日付も「2015年3月7日」と記されている。金額はそれぞれ「9000円」と「3000円」。「1万2000円」の領収書を“分割”したようにもみえる。同様の領収書は他にも相当、多かった。

国会議員の政治団体は1件1万円超の経費については、収支報告書に記載し、領収書を総務省に提出することを義務付けられている。収支報告書は3年分、総務省のホームページで公開される。一方、少額領収書に関しては、わざわざ開示請求しなければ国民の目に触れることはない。

さらに、13年12月6日付の領収書を見ると、遠藤大臣の事務所がある衆議院第1議員会館内のコンビニで缶ビールとツマミを買っていることが分かった。ビール10缶に柿ピーやサラミといったツマミ4品に計3868円支出。「17時25分」と印字されているから、「お疲れさん」とやったのだろう。

さらに、12年8月7日の領収書には「蕎麦 地鶏料理 はなび」と、山形市内の飲食店名が印字され、金額は1000円とある。時間は「13時48分」だ。同店は夜は居酒屋だが、昼間は1000円前後のランチを提供している。職員が一人で遅めの昼食を取ったのかもしれない。解せないのは「コンビニ缶ビール」も「一人メシ」も、「組織活動費」に計上されていることだ。総務省は組織活動費について、「行事費や渉外費、交際費に関わる経費」と規定している。柿ピーをツマんで一杯やりながら「打ち合わせ」など言語道断だし、「一人メシ」代を経費にしたのなら、サラリーマンは許さない。

遠藤事務所に問い合わせたが、締め切りまでに返答はなかった。




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