北京の大気汚染、今冬最悪に…視界かすむ

中国・北京の大気汚染が今冬最悪の状態となっている。

11月30日夜には、微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が一部の観測地点で、環境基準を大幅に超える大気1立方メートルあたり1000マイクロ・グラム近くに達した。北京の日本大使館は1日、可能な限り屋内にとどまることなどを在留邦人に呼びかけた。

中国では11月27日以降、北部を中心に大気汚染が深刻化。北京市内は1日、濃いスモッグに覆われて薄暗く、視界がぼやけて100メートル先が見通せないほどだった。高速道路が各地で通行止めとなり、多くの学校で屋外活動が中止されるなどした。

北京市は11月29日、4段階の汚染警報を2番目に厳しい「オレンジ」に引き上げた。その後、最も厳しい「赤色」には引き上げていない。「赤色警報」は、一般車両の通行制限や建設作業の全面停止などを伴う。ネット上では、「緊急措置を取ることが面倒なので『赤色警報』を出さないのではないか」などと、当局の判断をいぶかる書き込みが相次いだ。




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