室蘭特殊鋼、一時帰休 70人、最長1年間

三菱製鋼(東京)は1日から、子会社である三菱製鋼室蘭特殊鋼の室蘭製作所(室蘭)で、従業員の雇用を維持したまま一時的に休ませる「一時帰休」を月4回実施する。対象は従業員257人の27%に当たる70人で、期間は最長1年間。中国経済の減速により、生産する建設機械向け部品素材の需要が落ち込んでいることが理由だ。同製作所で一時帰休が行われるのは2013年8月以来2年4カ月ぶり。 

これとは別に三菱製鋼は各地の製造部門などで働く約30人を、部品販売などを手がける国内十数カ所のサービスセンターに配置転換する。この中には室蘭製作所の従業員を中心とした約10人が含まれる見通し。

一時帰休対象の70人は、鋼の塊を延ばす圧延(あつえん)部門に所属し、油圧シリンダーやギアなど産業機械に使われる特殊鋼を生産している。三菱製鋼によると、三菱製鋼室蘭特殊鋼労働組合が雇用確保を条件に同意したという。今回の一時帰休と配転によって、本年度は1億円程度のコスト改善を見込む。三菱製鋼は「中国など海外経済が回復すれば一時帰休を解除したい」と話す。




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