飼い主と再会 ありがとニャン

石川県羽咋市のJR羽咋駅に居つき、人懐こさで人気者となっていた猫が二十八日、飼い主の元へ戻った。駅から一・五キロほど離れた所に住む男性(73)が、同日の北陸中日新聞の記事で知り、引き取りに訪れた。男性にとって二カ月ぶりの愛猫との再会で「涙が出るほどうれしい」と喜び、胸に抱いた=写真。

男性によると猫の名は「ゴン太」。今年春ごろ、家の前でニャアニャア鳴いていた迷い猫で、餌を与えたらすみ着くようになった。ある時、「ゴン」と呼んだら振り向いたのが名前の由来だ。

男性は体調を崩して三カ月前に入院し、一日おきに家に戻って餌やりをしていたが、十月初めに姿が見えなくなり、今月退院した後もずっと捜していた。

駅の人気者になっていたと知り「人懐こい猫だからね」とうれしそう。「オレが家にいないうちにいなくなったから余計に寂しかった」。連れ帰った後、昼寝をするとゴン太は隣で眠っていたという。

羽咋駅利用者の心を和ませた「猫のいる風景」は、三週間余りで元通りになった。駅売店の女性は「飼い主が見つかってよかったけれど、もう来ないのかと思うとちょっと寂しい」と、ゴン太がいた場所を見詰めた。




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