竹粉と生ごみで堆肥 “一石二鳥”狙い菊川のNPO

菊川市内の放置竹林を整備するNPO法人里山再生クラブ(堀守夫理事長)が竹を砕いた粉と生ごみを使った堆肥作りを推進している。一般家庭に普及させるため堆肥作りに必要なバケツや竹粉のセットを提供し、ごみの減量と放置竹林の解消を図る。

家庭菜園や花壇に使える堆肥は生ごみに対し15~25%の量の竹粉をバケツの中で混ぜて、1カ月ほどで完成する。生ごみの減量を目指す市消費者の会と、県の「森の力再生事業」で伐採した竹の活用策を探る同クラブが数年前から共同で製作に取り組んできた。市消費者の会の八木芳子さん(73)は「自分で作った肥料は愛着があるので花壇をいじるのが楽しくなる」と話す。

同クラブは今年10月から堆肥作りセットの希望家庭への提供を開始し、これまで250軒に配布した。11月21日には同市西方の竹林で、県中遠農林事務所の職員や市民有志ら計42人が竹の伐採や粉末作りを行い、家庭に配布する竹粉約800キロを生産した。堀理事長は「ごみ処理には多大な費用が掛かっている。減量のために多くの人に取り組んでもらいたい」と協力を呼び掛けた。




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