若い力を高知に残せ 高知大の奨学資金を県内の経営者が寄付

若い力、高知で生かして! 大学卒業後も高知県に残って働き、地域に貢献できる人材を育てようと、地元企業2社が高知大学に奨学資金を寄付した。高知大学は基金を創設し、2016年度から年額40万円を4人に給付する。

寄付したのは、石油ガス卸販売の「ヒワサキ」(高知市中の島、日和崎二郎社長)と、芋けんぴ製造大手「渋谷食品」(高岡郡日高村、渋谷伸一社長)。

日和崎社長が「少子化はわれわれの力ではいかんともしがたいが自分でできる範囲のことをやろう」と、高知大学に寄付を申し出た。交友のある渋谷社長も賛同した。

高知大学は寄付を原資に、返済の必要のない「地方創生人材育成基金奨学金」制度を創設。卒業後に高知県内で就労する強い意思のある学生を募っている。

対象は、一定の成績や必要単位数を取得している2016年度の3年生(医学部医学科は5年生)。高知への貢献策などをまとめた「今後の抱負」(800字)や面接を通じ、教職員が選考する。

寄付総額はとりあえず2年間分の320万円。日和崎社長は「ずっと続けたい。10年やれば(高知に残る人が)40人になる。地味だが、何もしないより高知のためになる」と言い、企業経営者らに賛同を働き掛けていく考えだ。

ヒワサキは同様の趣旨で、高知高専にも1人分の奨学資金を寄付した。




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