飛ぶ!龍馬ドライバー 高知県日高村出身の谷本社長が開発

高知県高岡郡日高村出身の谷本俊雄さん(51)が立ち上げたゴルフ用品メーカー「リョーマゴルフ」(東京都渋谷区)のドライバー「MAXIMA(マキシマ)」が、「飛んで、曲がりが少ない」と全国でユーザーを増やしている。谷本さんが素材の開発から手掛けたクラブで、販売は業界上位にランク。ビートたけしさんをイメージキャラクターに起用したCM戦略とも相まって、“龍馬”ドライバーの売り上げを伸ばしている。

リョーマゴルフは都内で教材販売業を営んでいた高知県日高村出身の谷本俊雄さんが2000年、「龍馬」から命名して設立。社員約10人で、ドライバーを中心に自社で開発、販売している。MAXIMAはドライバーの第2弾シリーズ。ヘッド構造を進化させ、ヘッドのフェースとボールの接着時間を引き延ばすことで、飛距離と方向性を向上させたという。

1本10万円前後と、他社の多くのドライバーに比べ2倍ほどするが、2013年4月の発売から全国で累計5万本以上を売り上げた。ゴルフ店の販売データを集計した調査会社の資料でも、大手メーカーに交じってベストテンに入り、谷本さんは「大半が新規ユーザー。『一度持つと手放せない』との評判を頂いている」と話す。

2年前から起用したビートたけしさんの宣伝効果も大きい。ゴルフを取り上げたビートたけしさんのテレビ番組に谷本さんが招かれたのをきっかけに実現。「たけしさんは『お世辞やうそがなく、本音しか言わない』というイメージがある」と谷本社長。たけしさんは実際にリョーマゴルフのドライバーを使い、「本当に飛ぶ。ゴルフ観がまるで変わった」と絶賛している。

MAXIMAユーザーを集めて9月末に千葉県で開いたコンペには、ビートたけしさんと弟子の「たけし軍団」メンバーをはじめ、元プロ野球・巨人の槙原寛己さん、元競輪選手の中野浩一さんら各界の有名人も参加。ビートたけしさんは68歳ながら、ドライバーで実測270ヤードの飛距離を出した。

谷本社長は「飛距離を求める人にもっと普及させたい。来年は新製品も出すし、海外展開も考えている」と意欲を見せ、「『リョーマ』の名前が広まれば高知のPRにもなる」と高知県への地域貢献も練っているという。




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