下着ドロ高木大臣窮地 「香典手渡し」疑惑に遺族が真相証言

“パンツ泥棒”疑惑に加え「政治とカネ」問題まで噴出した高木毅復興相(59)。10日の予算委員会での答弁は真っ赤なウソだった可能性が高く、完全に追い詰められている。

まずカネだ。高木大臣が代表を務める政党支部と資金管理団体は2011~13年、選挙区内で香典や枕花など計11件を寄付した。高木大臣は私費の出費だったとして、収支報告書の訂正で済まそうとしているが、「平成24年12月26日付」のYさんに支出した2万円の香典は疑惑まみれだ。予算委で追及した民主党の柚木道義衆院議員の指摘はこうだ。

「Yさんの父は23日に逝去。高木大臣は24日にYさん宅を訪ね、26日に息子さんが代理で香典を手渡したと聞いている。香典が私費ならば、本人が渡さなければ公選法に抵触する」

これに対し高木大臣は、用意されたペーパーに目を落としたまま「23日か24日にYさん宅を弔問で訪ね、その場で香典をお渡しした」と答弁。他にも2件が同じような疑惑で追及されたが、高木大臣はいずれも「私自身が葬儀の日までに弔問し、香典を供えた」と説明した。

さあ、どっちの言い分が正しいのか。真相を確かめるべく日刊ゲンダイはYさん宅に問い合わせた。すると、当時、喪主を務めたYさんの息子はハッキリとこう証言したのである。

「高木さんは父が亡くなった翌24日に家に来て、『忙しいので、通夜、葬儀には参列できない』と話しました。2万円の香典を頂いたのは26日のことです。(高木さんの)息子さんが『衆議院議員高木毅』と書かれた香典袋を持ってきてくれました」

そもそも、収支報告書に記載された日付は「12月26日」。Yさんの証言を聞くまでもなく、「23日か24日」という高木大臣の答弁は苦しい。

よほど後ろめたいのか、高木大臣は予算委で額に異常なほどの汗を浮かべ、二十数分間で計9回、コップに注がれた水に口をつけていた。資料を手繰る手はかすかに震え、質問する柚木から目をそらし天を仰ぐ場面もあった。週刊誌の“下着ドロ”報道に関しては「事実無根」と否定し、「(出版社への)提訴について弁護士と相談している」と話したが、ホントにシロなら即刻、訴えていなければウソだ。ノラリクラリ答弁で逃げ切れると思っているのなら許されない。




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