「香典持参は高木氏長男」=関係者証言、説明と食い違い

高木毅復興相が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書に香典の支出が記載されていた問題で、関係者が10日、香典は高木氏本人ではなく、長男から受け取ったと証言した。

自ら弔問に出向いた際に渡したとするこれまでの高木氏の説明と食い違うことになる。

高木氏支部の収支報告書には、計8件の選挙区内での香典支出が記載されていた。公職選挙法は政治家の選挙区内での寄付を罰則付きで禁じており、香典も禁止対象。ただ、政治家本人が葬儀に出席して渡した場合などは適用除外となり、罰則が適用されない。

高木氏は10日の衆院予算委員会で「いずれも(香典は)亡くなられた方の葬儀の日までに私が弔問に行き、私費で出した」と述べ、違法性はないとの認識を強調。「これまで以上に襟を正し、政治活動に取り組んでいきたい」と改めて辞任を否定した。

しかし、香典の支出を受けた関係者の一人が10日、福井県敦賀市内で取材に応じ、高木氏本人が葬儀に先立って弔問に訪れたことを明らかにした一方、「香典を持ってきたのは、(後日の葬儀に出席した)高木氏の長男だった」と語った。

高木氏のケースが公選法に抵触するかどうかについて総務省選挙課は、「実態に即して判断するしかない」として明らかにしなかった。




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