100円でおいしく健康に 県立大、地産地消の朝食提供

地域の食材を生かし学生の健康的な朝食を推進しようと、県立大(彦根市)の生協は九日、地元の食材をふんだんに使った「地産地消百円朝食」を大学のカフェテリアで始めた。ご飯食の良さをPRし、近江米の消費拡大に向けて取り組む全国農業協同組合連合会県本部(JA全農しが)と協力した試みで、多くの学生が味わった。

県立大生協が昨年十月、学生を対象に行った朝食の摂取状況調査によると、回答があった二百六十三人のうち、摂取率は自宅通いの学生が88・2%だったのに対し、下宿生らは69・1%と低かった。自宅通いも下宿も食事の内容は、ご飯よりもパンを食べていることも明らかになった。

百円朝食は、JA全農しがが無償提供した近江米「みずかがみ」のご飯をはじめ、キャベツやニンジンなど野菜を具にしたみそ汁、卵、しょうゆといった食材や調味料の全てを県内産で賄っている。

期間は十二日まで。生協は、下宿生全体の一割に当たる一日百食の提供を見込んでいる。午前八時二十分~十時二十分。

この日は、カフェテリアに多くの学生が詰め掛け、ワンコインで味わえる朝食を楽しんでいた。工学部四年の吉田龍一さん(23)は「がっつり食べられてありがたい。来られる限り訪れたい」。大阪府出身で同学部四年の十河愛実(めぐみ)さん(22)は「予想以上にみそ汁に野菜が入っていた。安くておいしい」と満足そうな表情で話していた。




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