高知県「村の駅ひだか」で売上高が目標の2倍超 トマトが牽引

高知県高岡郡日高村本郷の国道33号沿いにある物販施設「村の駅ひだか」が、11月で開業1周年を迎えた。日高村特産のトマトが好評で、年間売上高は開業時の目標8300万円の2倍超となる1億8900万円、レジ通過者も19万人以上を数えた。関係者は「ここまで多くの人に来てもらえるとは思わなかった。品ぞろえをさらに充実させ、村の魅力を発信したい」と意気込んでいる。

「村の駅ひだか」の前身は農産物直販所「さんさん市」で、一時は年間約1億円の売上高があったが、2000年代に入って減少。施設の老朽化もあり、第三セクター方式で運営する「村の駅ひだか」に建て替えられた。

2014年11月1日に開業し、物販コーナーには特産の高糖度トマトなど農産品に加え、流域市町村の茶やスイーツも取りそろえた。飲食スペースや観光情報コーナーも備えている。

最初の1カ月に1374万円を売り上げると、月間売上高は好調を維持し、5月には2035万円を記録した。その後も1千万円を下回る月はなかった。

全体の売り上げのうち野菜類が34%を占め、加工食品(19%)、菓子・パン類(12%)が続く。野菜類ではトマトがトップの3430万円で、施設全体で見ても18%に上る。一方、トマトが出品されない夏場は、他の野菜類も品薄となり、7月の売上高は1181万円と1年の中では最低だった。

朝日雄志郎駅長は「懸念した夏場は、全体的に品ぞろえが薄くなった。今後は日高村の高齢者らが気軽に出品できるよう集荷態勢を整えたい」と話し、戸梶真幸村長も「全体では予想をはるかに超える業績。この勢いが持続するよう、加工品開発も進めたい」と意欲を語った。

「村の駅ひだか」は14、15の両日、開業1周年記念イベントを行う。千円以上の買い物客は、特産品などが当たるくじを引ける(なくなり次第終了)。近くの畑ではサツマイモ収穫体験(参加費1人200円)も。問い合わせは、村の駅ひだか事務所(0889・24・5888)へ。




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