膵臓がんの検査キット開発=早期発見に期待―国立研究センター

膵臓(すいぞう)がんを早期に検出できる血液中のたんぱく質を見つけ、検査キットを開発したと、国立がん研究センター研究所の本田一文ユニット長らが9日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。日本医療研究開発機構の支援を受け、実用化を目指す。

膵臓がんは治りにくく、早期発見が重要。同研究所は、たんぱく質「アポリポプロテインA2(apoA2)アイソフォーム」が善玉コレステロールを形成し、膵臓がん患者では血液中の濃度が低下することを米国立がん研究所との共同研究で確認した。

さらに検査キットを開発し、大阪府立成人病センターや福岡大病院などの協力を得て、患者と健康な人の血液で試したところ、早期の膵臓がんのほか、膵臓がんに至るリスクが高い慢性膵炎(すいえん)などを高い精度で検出できた。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00000119-jij-sctch