「レセプト債」発行会社が破たん 運用に不審点か

医療機関から診療報酬を請求する権利を買い取って、「レセプト債」と呼ばれる債券を発行していた東京の会社が投資家から集めた227億円を償還しないまま裁判所に破産を申し立てました。証券取引等監視委員会は債券の運用などに不審な点があるとして調査を始めました。

破産を申し立てたのは東京・品川区の資産運用会社「オプティファクター」と3つの関連ファンドです。
この会社は医療機関から診療報酬を請求する権利を買い取り、これを基にした「レセプト債」と呼ばれる債券を発行して巨額の資金を集めていましたが、6日、資金繰りが悪化したなどとして東京地方裁判所に破産を申し立てました。

この会社のレセプト債は東京・中央区の「アーツ証券」など7つの証券会社で販売されていましたが、227億円が償還されていないということです。

会社側の説明によりますと、おととし創業者の前社長が死亡したあと、財務状況を調べたところ、決算書に実態が不明な資産や売り上げが多く計上されていて、確認できた資産は債券の発行残高に比べて明らかに少ない状態だったということです。

証券取引等監視委員会はレセプト債の運用などに不審な点があるとして「オプティファクター」や証券会社の調査を始めました。




http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151108/k10010298291000.html